京都市中京区で祇園祭のちまきを受けるなら|山鉾ごとの違いと混雑

祇園祭のちまきが気になっても、京都市中京区のどこでどう受けるのか、迷う方は多いと思います。

地域情報メディア『中京びより。』のフトシです。烏丸御池から四条あたりの人の流れを見て回るのが習慣です。

ちまきの基本から、前祭と後祭の違い、山鉾町での動き方、持ち帰った後の確認先まで順番に整理します。

目次

祇園祭のちまきとは何を指すのか

祇園祭のちまきというと、笹の葉で包んだ食べ物を思い浮かべる方も多いかもしれません。実は八坂神社や山鉾町で授与されるちまきは、玄関先に飾る厄除けのお守りです。食べるものではない点は、最初に押さえておきたいところです。

見落としやすいのが、山鉾ごとに授与される期間や場所が違うという点です。長刀鉾や函谷鉾など多くの山鉾町では宵山にあたる数日間だけ会所前で授与されます。同じ祇園祭でも、どの山鉾でも同じ時期に受けられるわけではないんですよね。

食べる粽とちまきとの違いとは

祇園祭のちまきは、笹の葉を束ねた形をした厄除けの授与品です。食べる粽とは違い、玄関の軒先などに一年間飾っておくものになります。

由来は貞観年間に都で疫病が流行った際、神泉苑へ神輿を送って除災を祈ったことにあるとされています。素材や形は似ていても、扱い方は食品とはまったく違うと考えたほうが分かりやすいです。

受ける山鉾は一つ決めておくと当日が楽です

前祭と後祭で変わる授与の見方

先に確認しておきたいのは、前祭と後祭で授与される山鉾や期間が変わることです。前祭は四条烏丸から新町通、室町通あたりの山鉾町が中心になります。

後祭は室町通や新町通の北側、三条通に近い山鉾町が多くなります。どちらの祭りかで歩くエリアが変わるので、事前にどちらへ向かうか決めておくと動きやすいですよ。

京都市中京区の山鉾町が関わる範囲

京都市中京区では、四条烏丸から新町通、室町通にかけて山鉾町が集まっています。長刀鉾町や函谷鉾町、月鉾町などが四条通沿いに並び、後祭の橋弁慶山や役行者山、鯉山あたりは三条通に近い一帯です。

平日にこの界隈を通ると、宵山が近づくにつれて提灯の準備や交通規制の看板が増えていくのが分かります。この変化を見て、そろそろ動く時期だと感じることが多いです。

山鉾ごとに違う授与の考え方とは

よく迷うのが、どの山鉾でも同じ時期に同じちまきが手に入るという思い込みです。実際には山鉾ごとに授与開始日や終了日が異なり、規定数に達し次第終了する山鉾もあります。

御利益の言い伝えも山鉾ごとに違い、厄除けや商売繁盛、安産など内容にも差があります。どの山鉾で受けるか迷ったときは、まず御利益の内容から見ていくと決めやすいと思います。

前祭の山鉾町

四条烏丸から新町通、室町通あたりに集まる山鉾町です。

後祭の山鉾町

室町通や新町通の北側、三条通に近い一帯に多い山鉾町です。

ちまきを受けに行く時期の目安

祇園祭のちまきを受けに行く時期は、前祭なら宵山にあたる数日間、後祭ならその一週間後あたりが目安になります。ただし山鉾によっては宵山より数日前から授与を始める場合もあります。

自分なら、目当ての山鉾が決まっている場合は、その山鉾町の公式サイトやSNSを一度確認してから動くようにしています。予告なく授与期間が前後することもあるので、直前の確認は欠かせません。

宵山で混みやすい時間帯とは

混みやすい時間帯の見方として、宵山の夕方から夜にかけては歩行者天国になり、人の流れが一気に増えます。四条通や新町通は身動きが取りにくくなる時間帯があります。

日中の早い時間や、巡行の前々日あたりは比較的動きやすいと感じることが多いです。並ぶ時間が長くなりそうな山鉾町は、時間をずらして訪ねるという選択もあります。

  • 夕方から夜は人の流れが増えやすい
  • 日中の早い時間は比較的動きやすい
  • 巡行の前々日あたりも狙い目になりやすい

持ち帰った後のちまきの飾り方

持ち帰ったちまきは、玄関の軒下や内側の目立つところに吊るして飾るのが一般的です。ただ飾る向きや場所の細かい決まりは山鉾町によって案内が異なることがあります。

うちでは毎年、玄関のドアの内側に飾るようにしています。子どもが帰宅したときに一番先に目に入る場所を選んでいるだけなんですけどね。

古いちまきをどう考えておくか

古いちまきをどう扱うか迷う方も多いと思います。一年間飾ったちまきは、翌年の新しいものに替える際に、神社や山鉾町で行われるお焚き上げに出すのが一般的な考え方です。

自治体のごみ回収に出すかどうかという判断は、山鉾町や八坂神社の案内を確認したうえで決めるほうが安心です。

公式情報の確認先について整理

授与期間や授与場所、授与数は年によって変わることがあります。最終的な確認先は、各山鉾町の公式サイトや八坂神社、京都市観光協会のお祭り情報になります。

現地の掲示や町会所前の案内も、当日確認する材料として使いやすいと思います。

STEP
受けたい山鉾を一つ決める

御利益や場所の分かりやすさから一つ選んでおきます。

STEP
公式サイトで授与期間を確認

山鉾町の公式サイトかSNSで最新の期間を見ておきます。

STEP
時間帯をずらして訪ねる

夕方の混雑を避けたい場合は日中の早い時間を選びます。

よくある失敗と注意したい点とは

祇園祭のちまきでよくある失敗として、目当ての山鉾に着いてから授与期間が終わっていたというケースがあります。事前に期間を調べていなかったことが原因になりやすいです。

もう一つは、食べるちまきと勘違いして保存の仕方を誤ってしまうケースです。厄除けのお守りだと分かっていれば、この失敗は避けられると思います。

暑さが厳しい時期の行事なので、体調に無理がある方や小さな子ども連れで長時間の移動が難しい場合は、混雑する時間帯を避けるという判断も向いています。特定の山鉾を強くおすすめする形にはしませんが、歩きやすさや混雑の出方は年や時間帯で変わる、という前提だけは持っておくと無理がありません。

最後にわたしからの一言

今日か明日、四条烏丸あたりを通る予定があれば、気になっている山鉾の会所の場所だけ先に確認しておくと、宵山当日に迷わず動けます。

わたしも最初の年は、どの山鉾で受けるか決めずに宵山へ出てしまい、結局買えないまま帰ったことがありました。あらかじめ一つ決めておくだけで、当日の気持ちがずいぶん楽になると感じています。

今週末、家族で烏丸御池から四条方面を歩く機会があれば、まずは一つの山鉾町の会所を見てみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「中京びより。」ライター・フトシ

京都市中京区在住のフトシです。地域情報メディア『中京びより。』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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