夏休みの子どもの予定を考えながら、「何か学びになるものはないかな」と思っていたところ、こういう講座を見かけると少し気になりますよね。ただ、場所が遠かったり、申込みが複雑だったりすると、つい後回しにしてしまう。
地域情報メディア『中京びより。』でエリアを担当しているフトシです。京都市内の講座やイベントを取材することも多いのですが、わたしがまず見るのはだいたい「行きやすい場所かどうか」から。今回はその視点で整理してみます。
令和8年の夏、佛教大学が京都市教育委員会と組んで開く親子向け講座の内容、対象者、申込みの流れ、そして会場へのアクセスまで、順番に見ていきます。
今年の夏、京都のナゾを先生と解きに行く
佛教大学と京都市教育委員会が毎年夏に開いている「親子ジュニア京都学講座」が、令和8年も開催されます。テーマは「京都のまちのナゾ」。佛教大学の先生方が、英語・文学・まちづくりの三つの角度から京都を掘り下げる、小学4年生から高校3年生を対象にした無料の講座です。
市販のテキストブック「歴史都市・京都から学ぶジュニア京都検定テキストブック」をベースにしつつ、もう一歩踏み込んだ内容になっているのが特徴。知識を確認するというより、考えるきっかけをもらいに行く場、といった雰囲気の講座です。
三回の講座、それぞれの中身はこちら
今年の開催は7月に三回。日程とテーマが異なるので、スケジュールと興味で選ぶかたちになります。
| 日程 | テーマ | 担当講師 |
|---|---|---|
| 7月25日(土)10時30分~11時20分 | 伝えたい京都を英語で | 文学部教授 Henry Foster先生 |
| 7月29日(水)10時30分~11時20分 | 紫式部がなぜここに?? デジタル文学地図で知る京都 | 文学部准教授 神原勇介先生 |
| 7月30日(木)10時30分~11時20分 | 嵯峨嵐山のユニバーサルデザイン | 保健医療技術学部教授 赤松智子先生 |
各回50名の定員で、受付は10時から。一回ごとに内容が完結しているので、三回すべてでも、興味のある一回だけでも申し込めます。
対象と料金、同伴者のルールを確認する
対象は小学4年生から高校3年生まで。小学生の場合は保護者の同伴が必要で、中学生以上は本人のみの参加も可能です。参加費は無料。持ち物は筆記具と冷房対策できる羽織りものだけでいいので、荷物の準備もそれほど大変ではありません。
保護者が同伴できる場合は1名まで、という上限もあります。申込み時に保護者の名前(ふりがなつき)も必要になるので、事前に確認しておくと当日の手続きがスムーズです。
抽選なので、申込みは早めに動きたい
定員は各回50名で、締切後に抽選があります。当選した場合のみ、開催の1週間前までに郵送で連絡がくる仕組みです。落選しても連絡はないので、案内が届かなければ今回は外れたということになります。
申込み締切は令和8年6月19日(金曜日)。電話・FAX・電子メールの三つから選べます。今からであれば時間に余裕がありますが、学校や部活の予定と照らし合わせておくと、申し込んだあとに「その日だめだった」とならずに済みます。
申込みに必要な情報をそろえておく
申込み時に伝える内容が決まっています。手元にそろえてから問い合わせると、やり取りが一回で終わります。
- 参加者のお名前(ふりがな)・学校名・学年
- 郵便番号・住所・電話番号
- 同伴保護者のお名前(ふりがな)※1名まで
- 希望する講座の日程(複数可)
申込み先は京都いつでもコールへ。電話・FAX・電子メールが使えます。問い合わせ先(担当:京都市教育委員会事務局 生涯学習部)への電話番号はニュース内に記載があります。申込みフォームも用意されているので、メールが楽な方はそちらを使うのがよいと思います。
会場は千本北大路から徒歩3分ほど
会場は佛教大学紫野キャンパスの15号館、オープンラーニングセンター。住所は京都市北区紫野北花ノ坊町96です。バスなら市バス「千本北大路」で降りて、北大路通を西へ歩いて3分ほど。
「佛教大学前」というバス停もありますが、そこではなく「千本北大路」が正しい降り場です。この区別はわたし自身も最初に迷ったポイントで、地図を見るだけだと間違えやすい。事前に経路を確認しておくだけで、当日の動きがずいぶん楽になります。
三つのテーマ、どれが子どもに向いているか
テーマごとに内容の性質が少し違います。英語の講座は外国人との接点に関心がある子に向いていますし、紫式部の講座はデジタル地図を使うのでパソコンやタブレットが好きな子にも入りやすい内容。嵯峨嵐山のユニバーサルデザインは、体の仕組みや社会のしくみに興味がある子に向きます。
どれが正解、ということはないのですが、子ども本人が「ちょっと気になる」と感じるテーマのほうが、終わってからの話のネタにもなります。申込み前に一度、子どもと一緒にざっと読んでみる価値はあると思います。
講座のテーマ別、事前に知っておきたいこと
各講座、当日の準備の参考として。
- 英語の講座(7月25日)
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京都の名所・文化・マナーを英語でどう伝えるかを考えます。「好きな場所」や「外国の人に紹介したいもの」を事前に一つ考えておくと、講座の中で話しやすくなります。
- 紫式部の講座(7月29日)
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デジタル文学地図を使って、千年前の平安京と現代の京都を重ねて見ます。源氏物語や紫式部について事前に少し調べておくと、より楽しめます。
- 嵯峨嵐山の講座(7月30日)
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嵯峨嵐山でのユニバーサルデザインの取り組みを取り上げます。バリアフリーや多様な人が使いやすい環境づくりに興味のある子に向いています。
公式情報で確認しておきたい二点
定員が各回50名で抽選のため、申込み数が多ければ希望通りにならないこともあります。複数のテーマに同時に申し込むことが可能かどうか、また申込フォームの最新の案内については、京都市教育委員会の公式ページを直接確認するのが確実です。
講座の内容や当日の詳細は年度ごとに変わることがあるため、「去年も同じだったから」で判断せず、令和8年度の案内をあらためて見ておくと安心です。佛教大学オープンラーニングセンターのサイトにも関連情報が掲載されています。

バス停の名前、「佛教大学前」じゃないので気をつけてください
申込みは今週末にでも動ける
締切の6月19日まで、まだ日数はあります。今週末に子どもと一緒に三つのテーマを見てみて、行けそうな日程と気になる内容を一つ決めておく、それだけでも十分な準備になります。申込みに必要な情報も多くはないので、メモ一枚あれば足ります。
わたし自身、場所や交通の分かりにくさで足が止まることは多いのですが、今回は「千本北大路」から3分と分かっているだけで、ぐっと動きやすくなります。無料で、荷物も少なく、夏休みの午前中に収まる時間設定。条件はなかなか整っています。
お子さんがどのテーマに反応するか、一緒に眺めてみてください。興味の糸口は、案外すぐそこにあることもありますよ。
三つの講座を子どもと一緒に読んで、興味が持てそうなテーマと、参加できる日程を一つ決めます。
名前・学校名・学年・住所・電話番号・保護者名(同伴する場合)をメモにまとめておきます。
京都いつでもコールへ電話・FAX・電子メールのいずれかで申し込みます。申込フォームも利用できます。












