正寿院の風鈴まつりが気になっていても、「宇治田原ってどのくらいかかるの」「電車とバスだけで行けるのか」と迷って、なかなか予定が立てられないでいる方も多いと思います。
京都の地域情報メディア『中京びより。』でエリアの話を書いているフトシです。京都市中京区に住んでいて、行き先を決めるときはまず場所の分かりやすさと移動のしやすさから確認するのが癖になっています。
この記事では、正寿院の風鈴まつりの概要から、中京区からの行き方、現地での過ごし方、混雑や暑さへの備えまでを順に整理します。拝観情報や交通案内は年によって変わる場合があるため、お出かけ前には公式での確認が必要です。
正寿院の風鈴まつりはどんな催しか
正寿院は京都府綴喜郡宇治田原町にある高野山真言宗の寺院で、夏になると境内に約2,000個の風鈴が吊られることから「風鈴寺」とも呼ばれています。
風鈴まつりの期間中は、アジサイ・ヒマワリ・コスモスなど季節の花をかたどった風鈴が並び、全国47都道府県の風鈴も見られます。客殿では160枚の天井絵と、ハート型の「猪目窓」が人気。風鈴の絵付け体験(予約不要)も楽しめます。
写真で見た印象よりも、境内の広がりや音の重なりを実際に感じる場所なんですよね。撮影ばかりに集中するのではなく、風鈴の音ごと受け取る時間があると、現地でゆったり過ごせます。
開催期間と拝観時間の見方
2026年の風鈴まつりは6月1日から9月30日まで開催されています。ただし8月17日は施餓鬼会のため終日拝観中止となるため、この日だけは注意が必要です。
- 開催期間
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2026年6月1日~9月30日(8月17日は終日拝観中止)
- 拝観時間
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9:00~16:30(最終受付16:15)
- 拝観料
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大人1,000円・小人500円(お菓子・特別御札付)
開催期間・拝観時間・料金は変更になる場合があります。お出かけ前には正寿院の公式サイトでご確認ください。
京都市中京区からの行き方の全体像
中京区から正寿院へは、電車とバスを乗り継ぐルートが基本になります。まず烏丸御池や四条烏丸から地下鉄または近鉄に乗り、近鉄の場合は新田辺駅、JR・京阪を使う場合は宇治駅を経由して京阪バスへ乗り換えます。
中京区から正寿院まで、乗り換えも含めると片道1時間30分から2時間程度は見ておくのが現実的。京都市内の感覚で「すぐ行ける」と思っていると、当日に焦りやすい行き先です。
電車とバスで向かうときの流れ
公共交通機関を使う場合の基本ルートは次の通りです。
烏丸御池から地下鉄烏丸線・近鉄京都線を利用して近鉄新田辺駅へ、または京都駅からJR奈良線でJR宇治駅・京阪宇治駅へ向かいます。
宇治駅・新田辺駅から京阪バスに乗車し、約30分~45分で維中前または奥山田正寿院口バス停へ。バスは1時間に1本程度のため、時刻表の事前確認が必要です。
奥山田正寿院口バス停から徒歩約10分~15分で到着です。山あいの道のため、夏場は日差しと足元に余裕を持った服装で向かいましょう。
バスの本数は少なく、乗り遅れると次まで1時間待つ場面もあります。時刻表は京都京阪バスの公式サイトで必ず確認しておくと安心です。
車なしで行くときに知っておきたいこと
土日祝の風鈴まつり期間中は、正寿院の公式サイトでも紹介されている宇治茶バス(京都京阪バス)が運行されています。2025年は3月から12月まで休日ダイヤで運行していたもので、2026年の運行期間や時刻は公式サイトで確認が必要です。
また、MKタクシーによる送迎プラン(2026年版)も販売されています。平日は京阪宇治駅・JR宇治駅発着、土日祝は京都駅八条口からも乗車できます。拝観料は含まれないため、合計費用の計算は出発前に確認しておきましょう。
わたし自身、初めての場所で乗り継ぎの道順が分かりにくそうだと感じたとき、まず「この手段なら迷わず動けるか」を先に確かめます。送迎プランは割高に見えますが、移動の負担を減らせるなら無理がありません。
混みやすい時期と時間帯の目安
風鈴まつりの期間中、特に土日の午前中から昼頃は混雑しやすい傾向があります。夏休み期間(7月中旬から8月)は日中を中心に人が多くなりやすく、近くの駐車場が早い時間帯に埋まることも。
混雑の度合いは天候や曜日によって変わります。「この時間帯なら空いている」と断言できる日がないのも、人気のお寺ならではの難しさ。当日の状況は公式のSNSなどで確認できる場合があります。
境内で見ておきたい場所と回り方
境内で多くの人が目指すのが、客殿(則天の間)の天井絵とハート型の猪目窓です。混雑時は順番待ちになる場合があるため、時間に余裕を持って訪れるほうが落ち着いて見られます。
風鈴の絵付け体験(予約不要・別途1,600円)は風鈴まつり期間中のみ。体験したい場合は、拝観後に受け付けているかどうか現地で確認を。撮影可否や見られる範囲は日によって変わる場合がありますので、本堂内などスタッフの案内に従って動くのが基本です。
暑い日と雨の日で変わる準備
宇治田原は山あいに近い地域で、夏の日中は気温と湿度が上がりやすい場所です。バス停から正寿院まで日陰の少ない道もあるため、飲み物・帽子・日焼け対策は持参した方が動きやすいです。
雨の日でも拝観は基本的に可能ですが、境内の足元が滑りやすくなる場合があります。天気が崩れそうな日は、滑りにくい靴で向かうと安心。急な変更は公式サイトに掲載されるため、出発前に一度確認する習慣をつけておくと余裕が持てます。

山あいは夕方から急に天気が変わることもあります
よく迷いがちな失敗と対処
見落としやすいのが、バスの本数の少なさです。「次のバスまで1時間」という状況は、特に帰りに起きやすい。拝観を終えて余裕があると思っていたら、帰りのバスの最終便に間に合わなかった、という経験談もあります。
- 帰りのバス時刻を行きと一緒に確認しておく
- 最終受付は16:15、閉門は16:30
- バス停から寺院まで徒歩10分~15分を計算に入れる
- 8月17日は終日拝観中止(毎年確認が必要)
中京区を出発してから正寿院に着くまでの時間感覚は、京都市内の移動とは別物です。「思ったより遠い」と感じてから焦るより、最初から時間に余裕を持った設計にしておくほうが、現地での過ごし方も落ち着きます。
公式情報をどこで確認するか
拝観時間・拝観料・開催期間・体験の受付状況などは、正寿院の公式サイト(shoujuin.boo.jp)で随時更新されています。バスの時刻表や運行状況は、京都京阪バスの公式サイトで確認するのが確実です。
SNSの情報は速報的に使えますが、実施有無や当日の案内は直接公式を確認する前提で動くと安心。電話での問い合わせ先は正寿院(0774-88-3601)です。
向かないケースと注意しておきたいこと
公共交通機関のみで向かう場合、バスの待ち時間を含めると移動の負担は比較的大きい行き先です。乗り継ぎに時間がかかることを前提にしたうえで、「半日使う外出」として計画した方が無理がありません。
混雑時の境内は狭く感じることもあります。写真を撮ることだけを目的に急いで回る場所というより、境内の音や空気も含めて楽しむ場所。時間を区切りすぎた行程は、かえって現地で慌てやすいです。
今日の一歩、まずここから始めてみてください
気になっているなら、今週末に予定を決める前に、正寿院の公式サイトで開催中の情報をひとつ確認してみてください。開催期間・拝観時間・当日の注意事項をメモに残しておくだけで、当日の動きがずいぶんと楽になります。
電車とバスで行く場合は、帰りの便の時刻も一緒にメモしておくのが、わたしなりの段取りです。風鈴の音を聞きながらゆっくりする時間がちゃんと取れると、現地の空気が全然違って感じられます。
混雑を気にして迷うより、まず「行く日」を一つ決めてみるのが、結局いちばん近道かなと思っています。よい時間になったらうれしいです。













