下鴨納涼古本まつり、気になっているけれどどう行けばいいか分からない、という方は少なくないと思います。会場が糺の森というだけでなんとなくハードルを感じる方や、夏のお盆時期に屋外を歩き回れるのか不安な方も、わたしのまわりでは多い印象です。
地域情報メディア『中京びより。』のエリア担当ライター、フトシです。行くかどうかを決める前に「まず出店している店を知っておく」という動き方が自分には合っているので、この記事でも中京区から寄りやすい古書店から整理しています。
催しの概要・開催時期の見方・中京区からの行き方・会場の歩き方・荷物や雨への備え・公式確認先の順で整理しました。なお開催情報は年によって変わることがあるため、最終確認は必ず公式サイトでお願いします。
下鴨納涼古本まつりとはどんな催しか
下鴨納涼古本まつりは、京都古書研究会が主催する屋外の古本市です。会場は世界遺産・下鴨神社境内の糺の森で、毎年お盆の時期に開催されています。
西日本各地から約40店舗が参加し、80万冊以上の古本が木立の中に並ぶ規模。京都三大古本まつりのひとつとして知られる夏の恒例行事です。
まつりに出店する古書店を中京区で知っておく
まつりへ初めて行く前に、出店している古書店のひとつでも先に知っておくと、当日の歩き方がつかみやすくなります。「あの店が出ているなら、あのジャンルの棚がある」というだけで、会場の回り方が少し具体的になるんですよね。
ここでは、2025年のまつりに参加しており、中京区から足を運びやすい古書店を3店紹介します。いずれも寺町通周辺に実店舗があります。営業時間・定休日は変わることがあるため、訪問前に各店舗の公式情報をご確認ください。
- 赤尾照文堂
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中京区二条通寺町東入、大興ビル2階。木版画・浮世絵・古典籍を中心に扱う専門店。営業時間は11:00〜18:00、日曜休み。地下鉄「京都市役所前」から徒歩約5分。公式サイト:shobundo.jp
- 書林 其中堂(きちゅうどう)
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中京区寺町通三条上ル。明治13年創業の仏教書専門の老舗。各宗派の経典・研究資料・和本まで幅広く揃う。平日10:00〜19:00、日祝12:00〜18:00、木曜休み。
- 三密堂書店
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下京区寺町通仏光寺下ル。仏教・密教・易を中心に幅広いジャンルを扱う古本屋。毎日11:00〜19:00(第3水曜休み)。阪急「京都河原町」10番出口から徒歩約3分。公式サイト:sanmitu.com
3店とも寺町通を軸にした歩ける距離にあります。まつりの前後に寺町通を歩いてみると、出店者の空気感を少しつかめます。ただし各店の在庫・取扱ジャンルはその日によって異なるため、目当てがある場合は事前に問い合わせておくのが無難です。
いつ開催されるかの確認の仕方
2025年の開催は8月11日(月・祝)から16日(土)まで、時間は10:00〜17:30、最終日の16日は16:00閉場でした。毎年お盆の時期に6日間前後の開催が続いていますが、日程は年によって動くことがあります。
開催日・時間・会場案内は、必ず京都古書研究会の公式サイトで直前に確認してください。催事内容の変更や予告なしの中止が生じる場合もある旨、公式に記載があります。
京都市中京区からの行き方の流れ
中京区から向かう場合、地下鉄とバスの乗り継ぎが基本になります。烏丸御池から市バス4系統か205系統に乗り、「下鴨神社前」または「新葵橋」バス停で降りるのが分かりやすい流れです。
地下鉄烏丸線または東西線で烏丸御池駅へ向かいます。
烏丸御池バス停から4系統・205系統に乗車します。
「下鴨神社前」または「新葵橋」で降りると会場はすぐそこです。
バスは河原町通りを経由するため、夏の観光シーズンは渋滞で時間がかかることも。京阪電車を使う場合は、出町柳駅から徒歩8分〜10分ほどで到着できます。自転車で向かう場合は、会場周辺の駐輪場所を事前に調べておくと安心です。
会場の広さと歩き方のつかみ方
糺の森は、細長い参道沿いに木立が続く空間です。古本まつりの期間中は、その参道両脇に各店のテントが並ぶ配置になっています。一本道なので迷いにくいのですが、距離は思ったより長め。
まず一度全体をざっと歩いて雰囲気をつかんでから、気になる棚のある店に戻る、という順番のほうが自分には合っています。端から端まで丁寧に見ようとすると体力を消費するので、最初は流し見でよいと思います。
会場で本を探すときに見ておきたいこと
見落としやすいのが、各店の棚の傾向が全然違うという点。郷土本・古地図を中心に扱う店もあれば、文庫・新書の均一コーナーを広げている店、絵本や児童書に強い店、趣味本・映画パンフなど特定ジャンルに特化した店など、並び方は店ごとにかなり異なります。
毎日同じ本が並ぶとは限りません。日によって入れ替えがある場合もあり、「昨日あった本が今日はない」ということも起こります。気になる本は、その日のうちに判断するほうが後悔しにくいです。

一度全体を歩いてから戻るのが自分のやり方です
持ち帰りやすさと荷物の準備について
本は思ったより重くなります。数冊でもまとめるとずっしりとした重さになるので、トートバッグやリュックサックなど、両手があきやすい袋を持っていくと動きやすいです。
- リュックかトートバッグで両手を空ける
- エコバッグを念のため一枚追加で持つ
- 交通系ICカードや小銭を準備する
- 飲み物は会場に入る前に用意する
各店の支払い方法や対応状況は日や店ごとに異なります。現金を手元に用意しておくと無難です。帰り道のバスや電車でも荷物が増えた状態になるので、帰路の体力と荷物量を少し意識しておくと楽です。
暑い日と雨の日で気をつけたいこと
お盆の時期の糺の森は、木立があって日差しは和らぐ場所ですが、真夏の屋外には変わりありません。水分補給は会場に入る前にしておくと安心。熱中症には十分注意してください。
雨の日について、過去の記録を見ると雨天中止にはなっていないことが多いですが、各店がシートや対応を工夫して開催する形になります。雨の日は足元が滑りやすく、本のコンディションが気になる方もいるでしょう。当日の天候と公式の最新情報を確認してから出発するのが無難です。
公式情報の確認先をまとめておく
開催情報・会場案内・雨天時の対応は、京都古書研究会の公式サイト(kyoto-koshoken.com)のブログページで確認できます。直前に変更が出る場合もあるため、出発前日に一度確認する習慣をつけておくと安心です。
行く前に今日確認しておきたいこと
まず、京都古書研究会の公式サイトで今年の開催日と時間を確認しておくのが一番先にやっておきたいことです。日程が分かれば、家族の予定と合わせやすくなります。
次に、中京区からのバス乗り継ぎは「烏丸御池から4番か205番、下鴨神社前で降りる」という流れだけでも覚えておくと、当日に焦らなくて済みます。道が分かってから初めて行く気になれるタイプなので、ここだけでも先に見ておくと楽ですよ。
今週末、赤尾照文堂や其中堂など寺町通の古書店にふらりと寄って、どんな本が並んでいるか眺めてみるのも良いと思います。まつり本番の前に出店者の雰囲気を少し知っておくと、当日の歩き方が変わってきます。そのついでに持ち物のメモを一枚書いておくと、出発の朝がもう少し楽になるはずです。糺の森を歩きながら本を探すあの時間が、夏の思い出になったらうれしいです。













